現時点での結論
チアフルカーニバルイベントでの、ひとりでライブの条件下では
**捨[ 基礎値 x 曲係数 x (1 + メンバーボーナス倍率) ]x ライボ倍率 **
ただし、
捨は小数点以下切り捨ての意味。
基礎値 = 100 + 捨(スコア/20000) 。
曲係数は独りんぼエンヴィーで1、メルト・初音天地開闢神話で1.3の、0.01刻みの曲ごとに決まった定数。
検証方法は追記へ。
- 独りんぼエンヴィーにおける検証
独りんぼエンヴィー(master)において、スコアとイベントPtとの関係を調べた。ボーナスは+200%に固定した。結果が以下。
この結果から、独りんぼエンヴィー(master)における計算式は
丸め[ ( 捨(スコア/20000) + 100 ) * メンバー倍率 ] * ライポ倍率
だと推測した。この式のポイントは2点。
・獲得Ptはかならずライポ倍率の倍数になっていることから、ライポ倍率を掛ける前に丸め処理を行っている(今後の検証においても反例なし)
・ライポを考慮しないPtがかならず3の倍数となっていることから、メンバーPtを掛ける前にも丸め処理を行っている?
2.ルカルカ★ナイトフィーバーにおける検証
次にルカルカ★ナイトフィーバー(master)において、スコアとイベントPtとの関係を調べた。ボーナスは+200%に固定した。結果が以下。
x = 捨[スコア/20000] と y = メンバーボーナス抜きPt との関係を調べると次のようになった。
回帰直線の式は y = 1.1778x + 117.88 である。これと1.で推測した式の類似性から、ルカルカ★ナイトフィーバー(master)における計算式は次のような形であると推測した。
捨[ ( 捨(スコア/20000) + 100 ) * (曲係数) * メンバー倍率 ] * ライボ倍率 … ②
ポイントは2点。
・先頭の丸めは、エンヴィーの段階では確定できなかったが、切り捨てであると推測した。これは基礎値の算出が切り捨てであることからの類推であり、根拠はない。
切り捨てと仮定して、実測値から曲係数の範囲計算を行うと1.1798< x < 1.1804を得、ルカルカ★ナイトフィーバーにおける曲係数はおおよそ1.18であると推測した。
・1.ではライポ抜のPtはすべて3の倍数となったが、今回の検証ではそうならないケースがあった。したがって、メンバーボーナス倍率を掛ける前の丸め処理は行っていない可能性が高いことがわかった。
- 曲定数の調査
曲係数は曲の長さと関係があると考え、多数の曲の結果を調べた。その結果が以下。選曲は筆者の趣味による。
また、結果は省くが、難易度やクリアランクとの相関は見つからず、スコアのみとの相関があるという結論に至った。
計算した曲係数幅は0.3程度しかないにも関わらず、その全てが1.00~1.30の0.01刻みの数値のどこかに収まることから、曲係数は最短曲=独りんぼエンヴィーを1、最長曲=メルト, 初音天地開闢神話を1.3とし、この範囲の0.01刻みの数値で、曲ごとに設定されているか、曲の秒数から計算されていると推測した。曲の秒数と曲係数の関係式は発見できなかった。これは曲の秒数が正確にはわからないことによる。
4.まとめ
以上より、プロセカのイベントPtは
**捨[ 基礎値 x 曲係数 x (1 + メンバーボーナス倍率) ]x ライボ倍率 **
ただし、
捨は小数点以下切り捨ての意味。
基礎値 = 100 + 捨(スコア/20000) 。
曲係数は独りんぼエンヴィーで1、メルト・初音天地開闢神話で1.3の、0.01刻みの曲ごとに決まった定数。
と推測した。なおこの結果はひとりでライブの場合であり、みんなでライブ、チアフルライブではこの関係式が使えないことがわかっている。そちらの関係式については今後の課題としたい。