2023/10/22

忘れないうちにかいておこう

初日

この日は彦根まで行く予定。まずは飛行機で一路名古屋へ。最寄り空港から名古屋便は普段は飛んでいないんだけど、今年は期間限定で飛んでいたのでこの旅行を決めたようなもの。

2時間ほどの快適な空の旅であった。

セントレアについた。クソ暑い。だいたい気温差が+10℃ぐらいあった……。セントレアでちょっと時間があったので、でらますを巡りに向かい、夏美さんのシールおを確保。特定の売店で買い物をするともらえる方式だったのでTSUTAYAで買い物をした。シールは店員さんに言わないと貰えなかった。まあ大抵の人にとっては要らんと思うし、全員に配ってたら即枯れちゃうと思うから妥当な判断だと思うが、ちょっともったいないなあ。

そこからミュースカイで名古屋駅に向かう。ミュースカイ、住宅街を走る電車なのに時速100とか110とか平気で出す。条例とか大丈夫なんかな……

隣に座ったおじさんは指定席券を持っておらず、検札が来て退散していた。

名古屋駅からは新幹線で米原まで二駅。駅の立ち食いできしめんノルマを回収。特別な食べ物かと思ったけど、名古屋民的にはうどん感覚で食べるものかな。

この時点で3時位だったけど、日程とごはんノルマの折り合い的にきしめんをここで回収しておきたかった。だいぶお腹へってた。お腹へった状態で灼熱の知らない街を彷徨うのは結構危険なので気をつけましょう。

駅の売店でおやつにしるこサンドを買って新幹線に突入。普段電車に乗るときは横に進もうが後ろに進もうが電車酔いしないのだが、新幹線にはてきめんに酔うということがわかった。揺れの感覚が普通の電車と違うと思う。ゆっくりできなかったので写真はなし。米原で在来線に乗り換えて彦根まで向かう。JRで一駅なのだが、米原と彦根、両方市なのだなあ。北海道民からは考えられないくらい、本州はどこに行っても人が所狭しと住んでいる。

というわけで彦根についた。案内所で観光マップをもらって、とりあえずお宿にチェックイン。

ホントこの日彦根城に行く予定だったのだが、最終入場が4時半だったのにこの時点で4時だったので諦め。プランBに向かう。ホテルで自転車が借りられたのでありがたく拝借する。彦根は交通網が比較的弱く、小さい町なので自転車で動けるのは本当にありがたかった。クソ暑い。

というわけで鳴宮天満宮に参拝。滋賀県にある鳴宮スポットということで成宮由愛Pの密かな聖地であるとかないとかなんとか。べつにここに来るのが目的だったわけでは全く無く、ここがプチ聖地であることを知ったのも彦根に宿を取った後であった。なお、 10分程度の滞在だったが4箇所蚊に刺された。 鳴宮天満宮に行くときは虫対策を万全にしましょう。

そのあとは彦根の街をチャリで散策しつつ夕飯探し。あまり食べ物的名物はないようだったので、近江牛が食べたかったのだが、近江牛をガッツリ食える店は当然ながら高い。立派なアーケード街もシャッター街っぽくなっており寂しい感じが漂っていた。電車で一時間程度だから、みんな名古屋や京都や大阪に出て行ってしまうのだろうなあ。

一回宿に戻って夕飯へ繰り出した。結局折衷案的に近江牛を置いている居酒屋へ向かったのだが、この選択は微妙に失敗だった(↓このサイズで1500円くらい)結局高めについた。せっかく牛食うなら覚悟持って奮発したほうが体験が良かったなあと思っている。次に活かしたい。とはいえ美味かったのでヨシ。赤いやつは人参に見えるが蒟蒻である。

食い足りないのでアイス買って帰ってこの日は終了。

滋賀に入るともう関西らしく、阪神贔屓のニュースをやっていたが、本当に「アレ」としか言ってなくて笑った。

二日目

もともとこの日の予定はあまり決めていなかった。最終的に名古屋の宿に入ることを目標にする。まず1日目彦根城を回れなかったのでここは確定、あとの候補は竹生島と犬山城だったが、両方行くのは厳しそうだということと、竹生島のほうが楽しそうだったので竹生島に決定。ということでまずは彦根港に向かう。湖に港があるというのもなんだか面白い話。公共交通機関はないのだが、駅からタクシーに乗ってレシートを提出すれば乗船料が割引になる仕組みだった。土日はシャトルバスが出ているとのこと。タクシーで駅から1000円ぐらいの距離。

彦根港にはうみのこが止まっていた。

滋賀県の小学生はみんなコレにのって一泊するんですよ、琵琶湖の水は淡水だから海より溺れやすいってこともみんなコレに乗って学ぶんですよ、ということをタクの運ちゃんが教えてくれた。港では照りつける太陽の中、小学生が出発式をしていた。小学生も大変だなあ……。

というわけで竹生島へ。だいたい40分ぐらいの船の旅。乗って思ったことだが、琵琶湖はでかい。これが関西の一大経済圏の水源ならば、止められたらそりゃ大変だろうという感じだった(?)。平日だからか船はガラガラだった。

竹生島を散策。この何もない島にどうやってこのりっぱな建物を立てたのか、よくわからない、と思うくらい謎の場所だった。沖島には人が住んでいるらしいが、こちらは船を寄せ付けない風貌で、あまり人が住める島には見えなかった。パンフレット等を見てもそのあたりはよくわからなかった。平安の時代から聖なる地であったらしい。御朱印受付に長蛇の列ができていたので、客のほとんどはそれが目当てだった様子。

それにしても暑い。なんもなんでも暑すぎるのでかき氷を食べた。

本土(?)に戻ってお昼前。彦根城まで歩けない距離ではないが、躊躇なくタクシーを呼ぶ。暑すぎるので移動に課金したが正解だった。この炎天下歩いてたら熱中症になったかもしれない。入口の前でおろしてもらって見学へ向かう。思えば、城らしい城に入ったのって初めてかもしれない(福岡城跡にはいったことがあるが、あれは本当にただの跡である。二条城もなんか違うよなあ)

誰の城かも知らなかったのだが、江戸に入ってから築城された井伊家の城らしい。彦根の小学生は井伊家の歴史について詳しかったりするのだろうか。琵琶湖を背にした地形だが、江戸時代だとあまり防衛の必要もなかったと思うので、防御のためというよりは海運(湖運?)の利便のため、という趣を感じた。この節は適当言っている。このあと併設の博物館にも入った。

ほんとはもうすぐひこにゃんミーティングチャンスだったのだが、空腹がひどかったのでひこにゃんを断念し栄養補給に向かう。吟味する気力がなく、近くにあった食堂でチキンカツ定食を食べた。うなぎの店もあったがちと高すぎた。今考えればこの日の夜は矢場とんが確定していたので、昼もカツ夜もカツになってしまっていた。もうちょっとメニューを吟味するべきだったかもしれない。

近くのお土産屋で自分用に食い物ではないお土産を買った。

滋賀に別れを告げて名古屋へ戻る。在来線で戻ると結構かかる。お宿へチェックインして、しばし休憩の後名古屋の街中へ散策に向かい、日傘を買い、ゲーセンを発見してDDRを3クレ踏んだ。次の日バカほど歩く予定なのに3クレも踏むべきではなかった。

適当に時間を潰し矢場とん(名鉄百貨店)へ。めちゃくちゃ並んでた。時間つぶしすぎ。時子様でかくて感動した。

待ち列にメニューを配り注文まで取ってしまう方式で、中にはいってからの待ち時間が少なかった。きっと待機列を捌き慣れているのだろう。みそかつも土手煮も美味かった。味噌味は米がもりもり消える。白と黒両方好きだが、米のおかずとしては黒かなー。

お会計のとき、何も言わなくても時子様シールをくれた。全員に配っているのか、見た目で判断されたのか気になるところ。

三日目

この日は名古屋散策。まずはホテルの朝ごはんをスルーして近くの喫茶店へモーニングへ。朝8時だというのに外気は30℃を超えているし、店の前には行列ができていた。ナメていた。しばらく待って小倉トーストを堪能。

こういうのって観光客向けの文化ではないな、とは思った。

一度宿に戻ってチェックアウト、荷物をコインロッカーに預けて地下鉄一日切符を買い、ひとまず名古屋城へ。名古屋の地下鉄、複雑だ。

どの日も暑かったが、この日はマジで暑かった。暑すぎて演舞は中止だった。土曜日なのに。

写真がないが、一言で表すなら豪華絢爛だった。襖という襖に絵が描いてあったり華美な装飾がしてあった。この城もおそらく防御は二の次で、幕府の威厳を示すことが目的の城であったのだろうと思う(適当)。知らないおじさんが「客間にあんなに装飾してあったらゆっくり寝れねぇよなあ」と言ってたが、俺もそう思う。

慶次様はいなかった。調べたらこの日は犬山城へ出張だったらしい。何というミスマッチ。

お次は地下鉄で栄まで行きミライタワーへ。栄の地下街、すごい栄えていた。だから栄っていうんだろうなあ(ばかみたいな感想)。着てたTシャツが汗びっしょりになってしまったので、GUに飛び込みTシャツを購入したりした。なんというか高さといい、公園の雰囲気といい、さっぽろテレビ塔に似た塔だった。すっかり忘れてたんだけど、何も言ってないのに入場するとき飛鳥のバッジをくれた。さすがに見た目で判断されたかもしれない。そういえばスマホでデレステを見ながら仲間たちとなにか喋っていた韓国人?中国人?も居たなあ。

そろそろお昼なのでフォロワーに教えてもらったコメダ系列店のおかげ庵に行き、五平餅を焼いた。東海オンエアで知った五平餅、どこかで食べたいなと思っていたのだが意外なところで回収できた。この店おにぎりと味噌汁のモーニングもあるらしい。それもはやモーニングっていうのか?

このあとは科学館へ。プラネタリウムがウリらしいので入れたらなと思ったのだが、いざ着いてみると 死ぬほど並んでいる 。どうやらプラネタリウムに入るにはこの列に並ぶしかないらしい。ちゃんと調べてから来ればよかった。ちょっとそれはなと敬遠したのだが、常設展示の入場だけであればコンビニで発券できることがわかり、近くのセブンイレブンまで行ってチケットを買って入場した。中はやはり大都市の科学館だけあって展示が充実していた。小さい子供が多かったな。-30℃の部屋の受付は死ぬほど並んでいたが、別にそれは北海道で体験できるので入らなかった。いや、最近は-30℃にはあまりならんか……。科学館写真がない。

それから大須商店街へ。地下鉄との位置関係が微妙に悪く、結局歩いていった。そのへんの店で唐揚げを買って食い歩きをした。地元の有名店からチェーン店から、長く地元でやってるような店、微妙に怪しいガジェット屋から果てはコンカフェまでが所狭しと並んでおり、雑多だが活気のある街であった。まんだらけの入り口でへんなお兄さんに声をかけられた。タイステを見つけてまたDDRを踏んだ。なんか買おうと思ったんだけど、空港で買えばいいやで後回しにしてしまったなあ。ういろうが棒で売ってておもしろかった。

このあとは微妙に時間が余っていて困ったが金山へ。意外にもあまり見どころのある街ではなかった。ターミナルとしての性質が強いのかもしれない。たしかにJRと名鉄と地下鉄がコンパクトにまとまっているので集合して動くには便利そうな街ではあった。駅横の商業施設でELECOMショップを眺めたりゲーセン行脚をしたりした(さすがに足が限界過ぎてDDRは踏まなかった)。金山のコムテック、UFOキャッチャーや体感ゲーム類を排してかなりオタク向けのラインナップだけが揃っていて、こういうゲーセンが成立することに驚いた。大きな街にしかない良いゲーセンであった。

飛行機が早いので、この日の宿は空港真横にしていた。名古屋駅に戻り、コインロッカーを見失うトラブルがありつつも(駅員さんに聞いたら教えてくれた)、特急で一路空港へ。とりあえず売店が閉まる前にお土産を買う。名古屋土産って意外とこれっていうのがなく、微妙に困る。結局自宅用にはういろうときしめん、職場用にはえびせんを買って帰った。赤福も買おうと思ったら売り切れていた。あれ量が決まっているのねえ。

夕飯は名古屋コーチンの親子丼にした。米が残り3人分とかで危なかった。

宿は空港真横だけあって早朝便利用者御用達という感じ。チェックアウト・チェックインが機械でできて感心した。宿の真横にコンビニがあったので、アイスでも買おうとでかけたらが死ぬほど混んでいて、ごはん類は軒並み売り切れていた。なぜ?みんな同じことを考えてたのかな。

4日目

別にどこにでもあるのだけど、コメダに行っておきたかったので空港のコメダにGO。7時の開店凸。何の変哲もないモーニングを食べた。

その後は特筆なく……と言いたいところだが、帰りの飛行機から降りるときに財布の入ったカバンを忘れた。旅行中はマジで気をつけてるのだが最後の最後にやってしまった。幸いにも客室乗務員さんが回収してくれていて、中身も減っておらず事なきを得た。日本の治安の良さに感謝である。ちなみに北海道も普通に暑かった

というわけで、無事に帰宅。お疲れ様でした。

  • 日記