2020/9/9

第6回シンデレラガールズ総選挙でボイス実装が決定した、関裕美、藤原肇、荒木比奈、喜多見柚、村上巴の5人(以下、この5人)と「ビギナーズ」との関係。事実記録ではなく、個人の所感。もう一度言う、客観的な事実の記録ではない。

「ビギナーズ」ってどっから来た?

A.「恋が咲く季節」コミュ1話のタイトル。なんとなくユニット名っぽいので、この5人を指す名称として用いられることがある。ただし、この5人に正式なユニット名はないので、あくまで便宜上のもの。これは事実。この名前を正式名称だと勘違いしてお気持ちを表明しているアイマス限界です系文章もあるので気をつけよう。

ただのコミュタイトルが、なぜユニット名のように扱われるようになったのか?

これは当時の事情が恐らく関係している。(参考リンク)

begginerという単語には初心者、初学者という意味がある。また、恋が咲く季節OPコミュで、この5人はユニット活動経験に乏しいことが示される。素直に解釈すれば、このビギナーズはユニット活動初心者の彼女らを指す言葉だろう。

どうやらこの「ビギナーズ」だけを見て「アイドル初心者なのか?」と言ったツイートがちょっと燃え、「コミュは読んでないのか?ユニット初心者なのだが?」と周りから突っ込まれていたようだ。で、ちょっとした学級会が起こり、皮肉なことにビギナーズという単語だけが先に広まっていった。

ここからは根拠のない憶測だが、
「ユニット活動をするというシナリオがSM曲と共通」
「SM曲にはユニット名がある、恋が咲く季節ではユニット名がない」
「ビギナーズってなんかユニット名っぽい」
「このイベント以降この5人をまとめて扱うことが多く、名前に需要がある」
「この5人が好きな人、なんだかんだ結構多い」
あたりの理由から、この5人をビギナーズと呼ぶ人が出てきた。

ということだと思う。詳しいことはマジでわからん。

ビギナーズでよくね?

「ユニット初心者である」という設定そのものに納得できない人もいる。恋が咲く季節コミュは、5人がトライアドプリムスのライブを客として観るところから始まる。つまりこの5人はユニット活動に乏しいが、既に単独ステージを持てるくらいユニット活動をしているアイドルもいて、それは何事だ、その差はどこから来た、というわけだ。現実では人気の差こそあれど、作中ではアイドル183人(当時)みんなが別け隔てなく活躍していて欲しい、と願う人にとって、これは非常に都合の悪い設定だった。筆者もその一人であり、この節は多分に主観的な感情を含んでいる。

また、ライバルユニットとして多数のユニットが登場しているモバマスとパラレルな世界観でもある。まぁこれは稼働当初からなので全くの今更なのだが、困ったことにデレステの中にはモバマスと中途半端に出来事を繋げてくるコミュもある。世界観ヤクザが混乱した的な側面もあるかもしれない。

それと、このイベントが総選挙曲であることを鑑みると(断っておくがコミュ内で総選挙への言及はない)、ある一つの憶測を生んでしまう。すなわち、現実での声のあるなし、という作中のアイドルには存在し得ないはずの要素が、作中のアイドルの活動にも影響しているのではないか、という憶測だ。事実そーいう節はなくもない。

※全員がこの設定に対して思う所あるような書き方だが、実際にはあまり気にしてない人のほうがいいと思われる。この話題に今でもセンシティブなのは、せいぜい一部の担当Pとその周辺、あとは設定ヤクザ程度である。筆者は荒木比奈Pで設定ヤクザです。

結局ビギナーズ嫌いな人のポイントはどこなの?

ビギナーズという名前が上記のような背景を内包しているので、ビギナーズと呼ぶ度に活躍がどうこうの設定がついてまわる。デレステから切り離したら意味不明になる。ダサい。らへん。

俺はこの5人をなんと呼べばいいか?

さんざん言ってきたが、 **「ビギナーズ」と呼んで構わない。**ビギナーズはなんだかんだそこそこ通じる便利な名前である。ただ正式名称ではないことは覚えておいて欲しい。ビギナーズと呼びたくない人は「6回組」とか「6回ボイス組」とか呼んでる人が多い印象。注意したいのはビギナーズは殆どの場合蔑称ではない(この名前を使う人に悪意はない)ということ。警察にならないように気をつけたい。

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